じくぅのほーる

クスリとしたい

話しているのか演出なのかわからない言葉

 ピーターラビットの映画、今日になって見たんですけども、ウサギさんの言葉が理解できるシーンが出てきて不思議に思いました。

 

 視聴者の視点としては、ずっとウサギの話す言葉は聞こえているから、もうずっとそういう生き物だと錯覚させられたまま物語が続いていくのだけど、実際は劇中のヒトには通じていない状態なのですよ。

 

 そしてクライマックスで「ウサギが喋った!」になるシーンにたどり着きます。いいのかなこれ?って感じました。それとも彼の妄想だったのか。

 ただ、仲良しのヒロイン(ヒト)には言葉は通じていなかったところも踏まえると、やはり妄想と捉えるべきシーンなのかもしれませんね。

 

 よくある「お前喋れたんかい」を最後に持ってくる構成はよくありますけど。魔女の宅急便のように、成長したら聞こえなくなるタイプの逆だったのかもしれませんね。

 

 文章にして考えるとちょっと納得できてきました。ウサギさんと一緒に成長していく物語として考えると楽しいホームアローンでしたね。