これもひとつの業(カルマ)ですね
お風呂のお湯がいっぱいのときに入ると、入った人の体の体積分がドバーッと外にあふれるじゃないですか。アレって気持ちいいよね、って話です。
小さい頃はそう感じるほどの影響力のなかった自分が、いつの間にかこんなにも多くの影響力を与える存在になってしまっていたのかなどと、単純な愉悦を得られるとともに、溢れすぎた分への罪悪感が混ざり合い…実にオモハユイのです。
そして溢れた直後、一定の水位のまま呼吸をします。表面張力で安定感を保っていた水面が、呼吸をするたびに上下する状態に気付けると思います。
呼吸を吐きながら、お湯が湯船からあふれるギリギリまで体を沈め、大きく息を吸います。
すると自分の中に取り込んだ空気によって膨らんだ肺によって、内蔵が居場所を求めて作り出される上半身の隆起。そこで生まれる今までなかったはずの自分の影響力が、水面を圧迫するのです。
度合いによっては更に湯船から溢れ出ることでしょう。嫌でも場所を取ってしまうのですね。
といった遊びをたまにします。
お風呂って気持ちいいですね。感謝感謝。