きゅーおーえる
クオリティ・オブ・ライフ。略してQOL。
生活のクオリティって意味ですね。今より、少し、良いように。
完璧なものを求めると、一足飛びにそこを目指そうとしてしまいますが、その目的地と現在地の開きがあまりに大きいと、辿り着く前にこなすものが多すぎて疲れてしまいます。
ほんの少しだけ今より良い、これを繰り返すのも、素敵な筋道だと思います。
靴ベラを使うとかまさにそうかもしれません。ボクは指でフンス(力技)しますが、靴とカカトの間に摩擦の少ないアイテムを使って、その瞬間の不便を解消する、生活の知恵、全時代の遺産、廃れることのない便利ツールです。
とはいえボクは指でフンスです(2回目)。背中がつりそうになります。
もし難治性の病をしたとか、困難な問題があったなら、今より少し楽になる方法を選ぶのも、QOLを上げることにもなりますね。なってしまったものはもう戻せないから、何かを捨てることで何かが得られるなら、そこに着眼するのも大事だと思います。
ボクは選択したけど、痛いよりはマシ、って思える何かがあるなら、それはとってもありがたいことだなって思います。
失ったことを嘆く時間が終わりそうなら、次を見つめてください。まだ生きている今を、少しずつ良くしたいものですね。