注射が痛い?・・・そうだね。
注射はそれなりに痛い。
人生で結構な数を打ってきたボクが言うから間違いない。
おかげで今は痛みを気にすることもなくなってしまった。恐怖心は麻痺したのでしょう。
もしくはその結果得られる効果のほうに意識が向くようになったのかもしれない。注射を打つと体調が良くなったりするといったようにね。検査採血は状態を理解するために。献血は誰かのために(献血してくれてありがとう)。
静脈注射よりも筋肉注射のほうが痛みは大きいでしょう。
ただし血管にうまく入るとほとんど痛くない静脈注射は、施術する人の技量や受ける人の血管の太さによる問題が大きいので、うまくいったりいかなかったりする。
その点、筋肉注射は楽なもの。ちょっとチクッとして液を注入、そして揉みほぐしてなじませる。10秒とかからないのではないだろうか。
注射を怖いと感じるなら「めっちゃくちゃビクついている大人」というのを想像してみると良い。
以前ボクが入院していたとき、同室だった不良っぽい兄さんは注射が苦手で、針をさす状況になると顔をそむけて可愛そうなほど恐怖にかられていた。小動物のようだった。
騒がない子供をかっこよく感じる。
何であれ身体に針を指す行為自体は痛いものなのだ。その瞬間だけを切り取ると絶望しか感じられないかもしれないけれど、全体を見るとそうでもないことだけは覚えておいていいだろう。