物事もいっぱい咀嚼しよう
咀嚼(そしゃく):噛み砕くこと
食べ物だけの話じゃなくて、物事に関してもそう。
誰かに説明するときに必須になるのは相手のレベルにどれだけ近づけるかが大事なんだろうな、って思う。
でもそのレベルってどのくらい?その回答も、話をする側の認識で変わってくるから大変だ。
昔、木村拓哉さんが学校の先生から総理大臣になるドラマがあったのだけど、その中で「難しい言葉を使わずに子どもたちにわかるように話してほしい」というニュアンスのセリフを言っていた。詳細は覚えてないが、学校の先生ならではのセリフだと思った。
日本人が会話の中で政治の話を毛嫌いするのはなんとなく理解できる。相手に思想を求めちゃうからね。ただ、このセリフの意図するところはわかると思う。相手がわかっている上で成り立つ会話と、そうじゃない場合にどのくらいのレベルなら理解できるか、それをはかる方法で一番簡単に思えるのは義務教育レベルといったところじゃないだろうか。
といっても中学生の学業の内容はあまり覚えていない。だから「なるべく簡単な」表現を心がけたいと思う。
受け取る側も物事を噛み砕くのを忘れないようにしたい。その出来事の裏側に何が潜んでいるのか、エンターテインメント全てにも当てはまる隠されたメッセージは、勘違いだとしても見つかると楽しいものだよ。